
大阪ミナミの「上六産直市場」はポスレジシステムを納品する側としては、身の引き締まる思いのするお店だ
平成27年3月のオープニング時に、ポスレジセット一式を納品させて頂いたものの、オープン初日にキッチンプリンタの一台が不調に。翌日、開店前に代わりのプリンタをお持ちしたが、緊張感に包まれたスタッフの方々の仕事ぶりに、圧倒された。「たのむ、しっかり動いてくれよ」と、納品したポスレジに祈るような思いだった。あれから3年、入れ替えで新たに東芝テック製ポスレジセット一式を納品させて頂いた。これを機に、再びお店を訪問した。
上本町ハイハイタウンは、サラリーマンやOLでにぎわう飲食店街。平日の午後6時過ぎとあって、まだ人影はまばらだ。しかし、同店に入ってみるとすでに満員状態。すっかり出来上がっている様子のお客でごった返していた。全48席の内、カウンターが10席とのこじんまりしたお店。板場と客席の距離が近い。とりあえず飲み物を注文すると「11番宅様、ハイボール1つです!」と、ハンディの電波より先に声が飛ぶ。
早速、楽しみにしていたお刺身盛を注文した。しっかり角が立ったお刺身は、かなり肉厚で1センチほどある。ハイボールを持ってきたホール係の方に聞いてみると「はい。私も食べたことがあるんですが、普通の1.5倍の厚さはあります。アオリイカも筋がなくて、食べやすいでしょ」とさらっと卒のない返事。こうした受け答えができるのは、普段のまかない料理のほか、従業員対象に試食会も行っている成果だ。ただ、「それよりも従業員に自分のお店のファンになってもらうことが一番大事」という。
「産地と地域をつなぐ」が同店のテーマ
市場から日々安定して仕入れをし、その日仕入れた食材はその日の内に売る。これを続けることで、市場との信頼関係が生まれ、よりよい食材が入手でき、これをお客様へお手頃価格で提供する。こうした好循環が、本物の大衆和食をウリにする繁盛店の基板になっている。
お刺身だけが同店のウリではない
一緒に注文した土手焼きや、だし巻き卵も手作りで絶品。LINEでフォロワーになると、景品として料理やドリンクがその場であたるクジも引ける。料理同様、おもてなしの面でも行き届いたサービスを提供している。
注文を知らせる伝票が、次々とキッチンプリンタから出力
席を立ち、会計に向かうと納品したレジが鎮座していた。「レジやハンディは汚れたら必ず拭くように注意しています。新しいレジは動作も早く、快適です」と店長に言って頂いた。
「しっかり働くんやぞ」と、最後にレジの写真を撮り取材を終えた。
【取材店舗】
「海鮮居酒屋 上六産直市場」
大阪府大阪市天王寺区上本町6-3-31
うえほんまちハイハイタウン地下1階 B-113
☎︎06-6775-1327
【運営会社】
株式会社kaya food service
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通2-12-3 三宮置塩ビル602
【使用ポスレジシステム】
東芝テックQT-100セット
ハンディ(HTL-100)5台
キッチンプリンタ(KCP-100)3台
その他、無線アクセスポイント、充電器など一式
【販売会社・記事執筆者】
株式会社ポスレジ比較館
兵庫県西宮市鳴尾町3-3-1
代表取締役社長 川島浩敬
TEL:0120-994-572
FAX:06-7172-2051
e-mail:info@posregihikakukan.com